新型コロナにかかったら ー陽性になると生活はどう変わるか?ー

今回は、実際に体験したことを元に『新型コロナウイルスに感染し、PCR検査等で陽性判定が出た場合にどのような生活になるのか?』
をテーマに書いていこうと思います。
筆者の住まいは1LDKのアパートで、妻との二人暮らしです。年齢は、お互い30歳前後です。
ある日、妻が勤めている病院で新型コロナウイルスに感染した職員が判明した事を受け、全職員に抗原検査を実施。
その抗原検査にて、妻の陽性が判明し、筆者自身は濃厚接触者の扱いになりました。
まず、陽性判定になった場合に今後の対応について考えられるのは、
①医療施設への入院
②ホテルなど宿泊施設での療養
③自宅での療養
があります。
上記のうち、筆者の場合は③でした。
最初、保健所の方の話では家庭内感染を防ぐ意味合いから、①もしくは②の対応になるとの事でしたが、重症化の懸念は
少ないとの判断になったのか、自宅でそれぞれ部屋を別々にした隔離生活が始まりました。
■ 陽性になると、生活はどう変わるの? ■
私たちの場合は、家庭内で妻から筆者への感染を防ぐために、まず妻を寝室に隔離することとしました。
妻が陽性判定後に、医療機関から自宅に帰ってくる前に、隔離生活に向けた準備を始めました。
まず今までの生活と大きく違うのが、それぞれ別々の部屋で暮らす点です。
基本的に対面での会話はできないので、会話は全てテレビ電話でしました。
食事もそれぞれ別々の部屋で行い、妻が食べ終わると扉の前に置いてもらうようにしました。
今までごく当たり前にやっていたことも、隔離生活が始まると当たり前ではなくなるので、少し不思議な感覚です。
同じ家の中で、直接顔を合わせないように努めるなんて、、、、なんだか悲しいような寂しいような、、、。
ですが、そんなことも言ってられません。
お互いに、『感染しない、感染させない』が一番大切ですから。
テレビ電話があるので、まだお互いの顔が見れるのでいいのかもしれませんが。。。
あと、買い物には出かけられません。当然ですが、、、。
筆者が住んでいる自治体では、保健所の方が『家にまだ食料はありますか?』と優しく聞いてくれました。
食料がない先には、カップラーメン等の食料を届けてくれるとのこと。しかも無料で。
“無料なら、、、、”なんて卑しい気持ちにもなりましたが、幸いにも我が家には、隔離生活になる前に買っておいた食料があったり、
実家が近所なので、父や母に食料品をお願いしたりできたので良かったです。
買ってきてもらったものを、面と向かって受けとれないので玄関に置いておいてもらうんですが、直接顔を見てお礼を言えないのはなんかこう、
切ないですね。
と、そんな感じで今までの生活はガラッと変わります。